非球面のプラスチックレンズ

プラスチックレンズの特徴

レンズにはガラスのレンズとプラスチックのレンズが存在します。ガラスのレンズを製造するときには四つの工程があり、荒ずり、研磨、洗浄、芯取りという工程を踏んでいきます。これは数百年前から変化がありません。プラスチックレンズを作成するときには、これらの工程を経ずに、金型を使って大量生産が可能です。大量生産が可能なだけあって低コストで製造できること、低価格で販売できること、また軽量なのも特徴です。そして、設計・種類が豊富、割れにくい、カラーリングが豊富という特徴も併せ持っています。過去30年間の変化によって、眼鏡レンズとして使用されている素材の比率は完全に逆転していて、市場で販売されている95%が、プラスチックレンズを使用しています。

レンズの厚さを抑えることができる非球面レンズ

球面レンズは、レンズの外側と内側が曲がって球面になっているものです。どうしても球面レンズは分厚いレンズになってしまいます。非球面レンズはその欠点を補うように開発されました。非球面レンズには、表側の球面がない外面非球面レンズと、レンズの裏側が球面でない内面非球面レンズ、また表と裏の両面が球面でない両面非球面レンズがあります。特に両面非球面レンズの高度加工技術は、プラスチック素材の加工のしやすさから可能になったといえます。非球面レンズは視野の周辺部のゆがみゆがみを少なくする、レンズそのものの厚さが同じ度数ならガラスレンズよりも薄くなる、というのが特徴です。度数が強い球面レンズの場合、顔の輪郭のずれが発生しますが、非球面レンズはそれを抑える作用をします。

めがねはフレームのデザインやカラーにこだわると、おしゃれアイテムにもなります。服やシーンに合わせてコーディネートするのもまた楽しいものです。