ハイカーブフレームのメガネ
メガネの中には、顔の湾曲に合わせて、大きく曲がったフォルムをしたフレームが存在しています。それをハイカーブフレームといいます。ハイカーブフレームはアウトドアで活動するときのメガネとして使用することの多い形状です。カーブには1から8までの数字がつけられていて、数字が大きいほど曲がり方が大きくなります。通常のフレームは2から4カーブで、8カーブになると遮光性とフィット感がとても高いフレームです。きちんと紫外線対策を取りたい人は、このようなハイカーブフレームのメガネを使用したら良いでしょう。 ハイカーブフレームのサングラスでは、90%の紫外線をカットできます。アウトドアでスポーツをする場合にはこの形状のメガネは重宝します。またバイクに乗る場合には度の入ったレンズを併用することがあり、通常のフレームではヘルメットの着脱がしにくいなどの不便さが生じてしまいます。
ハイカーブフレームにはプラスチックの球面レンズを使用する
ハイカーブフレームで度入りのメガネを作る場合、プラスチックの球面レンズを使用します。フレームの形状に合わせた球面レンズを使用することで、カーブを持たせて形を保ち、見栄えの高いメガネの作成が可能です。ハイカーブフレームの場合、通常の非球面レンズを使用すると、フレーム全体が広がりやすくなって、使用しているうちにレンズが外れやすくなるのがデメリットです。 球面レンズの場合、どうしても視界がずれてゆがみが強くなりますが、「そり角補正レンズ」という、特徴的な「視線のズレや度数を補正」して違和感を軽減してくれるレンズも存在しているので、眼鏡屋さんに相談してみましょう。そして、通常のメガネとハイカーブレンズの度数換算が違っていますが、スポーツグラスを専門に扱っているお店ならばそれも十分に対応しています。